海外移住とグリーンカード
グリーンカードについてはどのくら知っていますか?
海外で永住権を取得するには、それなりの理由、もしくは目的が必要とされています。
結婚であったり、仕事上の都合という場合です。
もし、特段の理由がなく、単にここ(例えばアメリカ)で生活をしたいからというような場合には、かなりの時間と手間を強いられる場合が多いようです。
ちなみに、永住権と市民権は違いますから、永住権を取得したからと言って、その国の住民の方々と同じ行政サービスがすぐに受けられるかと言いますと、そうではないので注意が必要です。
その国や州などの法律などについても調べておく必要があるでしょう。
海外移住の場所として人気もあり、素晴らしいとされるハワイの唯一のデメリットは、物価が高いということなのです。
本来アメリカ領なのですから、そんなに物価が安いわけはありませんが、そこに加えて日本人やお金持ちがいくらでも訪れますから、物価は結構高くなっています。
ですから、ある程度経済的に余裕のある方でありませんと、海外移住やロングステイは厳しいと思われます。
アメリカは、移民多様化政策の一環として毎年、永住権(グリーンカード)を抽選で発給しています。
この移民多様化ビザ抽選プログラムというのは米国議会によって発動され、国務省が年間ベースで管理するプログラムです。
これによって抽選による移民(DV移民)として知られる新たなカテゴリーが作られることになります。
米国への移民の率が低かった国々の人たちを対象にして年間で5万件の永住ビザを発給しているということです。
海外移住をしたいと考えている方の動機や背景はいろいろですが、人生の本質が見えている人にとっては、日本はほんとうに住みにくいと感じるのも事実でしょう。
全ての価値観がお金やモノ、あるいは肩書きや見栄であったりもします。
そんな社会に嫌気をさした人にとって、日本脱出は一つの良い選択肢であり、活き活きと充実した人生を実現する一歩となると思われます。
日本のようにこれほど行政に寛大な国民は、世界をさがしても珍しいことです。