海外移住とリタイアメントビザ
リタイアメントビザについて見てみます。
近年世界の約20カ国近くが退職者や年金生活者を対象としたリタイアメント(退職者)ビザ制度を実施しています。
リタイアメントビザによる滞在期間は、もちろん各国によって異なります。
短いものだと1年。
長いもので5年の期間が設定されていて、その取得条件を満たしていれば期限前に延長することが可能です。
ビザが有効な期間中は日本との行き来も自由にできる、というメリットがあるのは安心なところです。
病気や体調の変化で帰国したくなる場合もありますから、一時帰国の場合の居場所を確保することも大切です。
リタイアメントビザは国によって再入国許可制度などその制度の違いはあります。
ただリタイアメントビザは、観光ビザのように新たにビザを取得必要もなく、再入国と滞在が認められています。
取得条件は国によってそれぞれ異なりますが、共通していることは、その国で労働する必要のない資金的な裏づけがあることです。
リタイアメントビザの主な実施国は以下の通りです
【ヨーロッパ】
- イギリス
- オーストリア
- スイス
- スペイン
- ブルガリア
- ポルトガル
【中南米】
- グアテマラ
- コスタリカ
- ブラジル
- メキシコ
【アジア】
- タイ
- フィリピン
- マレーシア
- 台湾
【オセアニア、太平洋圏】
- オーストラリア
- フィージー
- 北マリアナ連邦