海外移住の利点

海外移住についての不安は、思い立っても誰もが持つものではないでしょうか。

習慣も言葉も、そして文化も違うところで生活するわけですから、楽しいことばかりではないはずです。
例えば、海外では言葉の問題もあって、孤独な時間を過ごさなければならないかもしれませんし、日本ほど治安が良い国ばかりではありません。
常に警戒心を持っておく必要もあります。

夫婦で海外移住を考えている方は、あらかじめ夫婦でしっかり移住先を相談して決めていきましょう。
夫側が強引に移住を決めてしまったり、子どもに相談しないで行動を起こしますと、のちのち問題が生じてくるものです。

妻がノイローゼになってしまうことも少なくないと言います。
また、十分に話し合っていなかったことから、親族に呼び戻されるケースもあるそうです。

ビザ取得には、グリーンカードを抽選で当てること、ハワイに投資をして投資家ビザ(※)を取得すること、日本とハワイに法人を設立して企業内転勤ビザを取得すること、ハワイで就職して就労ビザを取得すること、学生ビザを取得してハワイの学校を卒業して、その後現地で就職先をして就労ビザを取得すること、そしてインターンシップビザを取得してからハワイで仕事をして就労ビザを取得するといったことが挙げられます。

※投資家ビザ
事業者ビザの一つで、比較的先進国にあります。国によりビジネスキャリア、年齢、語学力、資産、一定の投資額、現地での雇用などの制限がある。

 

費やす時間やお金、あるいは可能性を比較しますとそれぞれに一長一短があります。また、その人の経歴などによっても取るべき選択肢は変わってくるでしょう。

海外移住は、アメリカもお勧めです。

今のアメリカは、金融不安や大統領の交替など不安要素もありますが、数年後をターゲットにするなら大丈夫ではないかと思います。

日本で老後の生活を支える公的年金の支給の、10年後とか20年後を想像しますと、インフレや少子高齢化の状況からかなり厳しいと思われるからです。

海外移住の利点として税金の免除が挙げられます。

日本での年金受給者は、年金支給額から規定控除額を引いた金額の20%が所得税として課税されています。
しかし、海外移住した場合(租税条約締結国に居住する場合ですが)は、日本での年金への所得税は免除され、滞在国の税法に従って、移住先の国へ税金を納めることになっています。
つまり海外移住をするにあたっては、やはりいろんな心構えが必要になってくるのではないでしょうか。

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